同番組は2010年から毎年放送され、3回目を数える音楽番組。その放送時間は13時間を超える長尺で、生放送であることも特徴だ。放送は14時から翌日の朝5時まで続き、その間、TBSの安住紳一郎アナウンサーと中居が司会を務めた。

AKB48やモモいろクローバーZ、松平健など90組以上のアーティストが生歌を披露し、曲数は150曲以上にのぼった。中でもSMAPは、メドレーながら7曲を歌い上げ、同時にダンスも踊るなど、出演者の中でもっとも激しいステージをこなしていた。

テレビの生放送でSMAPが長尺のライブを披露する機会が少ないためか、スタジオのファンは大盛り上がり。1曲目の「Battery」までは何事もなく進行したものの、2曲目の「BANG!BANG!バカンス!」に差し掛かったあたりで、ステージ上の中居に異変が見られるようになった。同曲の途中でSMAPが観覧席に降りていき、ファンと触れ合いながら歌うシーンで、中居だけステージ上で安住アナに肩をもんでもらうなど、疲労の色が目立ち始めたのだ。

3曲目の「前に！」に入ると、あからさまに辛そうな表情になり、顔面も蒼白に。また、大量に汗をかき、口や額をぬぐう仕草が目立つようになった。途中休憩が入ると、中居はすぐに水分補給を行った。その間にも進行には気を遣い、「SMAPは、これから何曲か歌わせていただくんですけれど、56曲目、ゴローがSMAPの曲なんですね」と稲垣吾郎らに話を振ったものの、その後は木村拓哉がトークを引き継ぎ、中居は一歩後ろで水を飲んで休むことに。

あまりの疲労ぶりに、稲垣から「大丈夫？　途中息きれてたけど…」と声をかけられ、香取慎吾からも「今、その状態で大丈夫？　まだまだだよ、この後」と心配されることに。バラードの「夜空ノムコウ」でも中居の顔色は変わらず、アップテンポの最終曲「JOY!!」では、他のメンバーがパフォーマンスしている間に水分を補給するなど、最後まで疲労をにじませながらのステージになった。

スタジオの観客も中居を気遣い、ほとんど声を掛けなかったが、視聴者も異常に気付いていたようだ。Twitter上には「それにしても中居さん心配すぎる。ろれつ回ってないし復活遅かったし、ときどき見せるきつそうな表情ほんとにほんとに…」「山Pかっこいいよね〜。ただ、中居くんの体調の悪さが気になって歌に集中出来ない…。めっちゃ顔色悪いけどほんと大丈夫なんだろうか…。」「中居くんが異常に具合悪そうに見えるのは私だけ？」と中居の体調を心配する声が相次いだ。

歌番組やライブだけでなく、バラエティ番組の司会やスポーツキャスターなど、他のSMAPメンバーと比べても明らかに多忙を極める中居。さらに映画「ATARU」にも主演するなど、かなり過酷なスケジュールをこなしているのではないだろうか。番組最後には顔色も元に戻っており、大事には至らなかったようだが、今後映画が公開されれば、宣伝のためさらにスケジュールが過密になることだろう。ファンのためにもある程度仕事をセーブしてもいいのではないだろうか。

原著作者：Livedoorニュース
URL：http://news.livedoor.com/article/detail/7817625/

※表示 - 改変禁止 2.1 日本 (CC BY-ND 2.1)

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