後輩が先輩のバックダンサーを務め、先輩の背中を見て経験を積むジャニーズ事務所は、食事に行けば先輩がおごり、後輩が先輩を立てるなど、上下関係が厳しいと言われている。

今年の『24時間テレビ38「愛は地球を救う」つなぐ〜時を超えて笑顔を〜』(日本テレビ系)ではV6とHey!Say!JUMPが初めて2世代合同でパーソナリティーを務めた。全員が平成生まれのJUMPがデビューしたのはV6の12年後、最年長メンバーの年齢差は21歳。世代に開きがあり接点がほとんどなかったため、『24時間テレビ』を前に、決起大会の意味でマネージャーを入れずメンバーだけで完全プライベートの食事会を行ったという。

その『24時間テレビ』では、『嵐にしやがれスペシャル』として『3世代ジャニーズ 真夏の生男子会しやがれ』を生放送。不満や怒り、感謝をぶちまけ、心と心でつながろうという企画で、V6・嵐・JUMPの3組が初めて一堂に会した。MCを務めた嵐の二宮和也は「この機会に腹をわって話し、あることないことを生で全部出して……。責任は一切負いません」と自由なトークを促した。

「今日は波乱の夜になりそう」と最初にコメントしたV6の三宅健は、コーナーの最後に2組合同の食事会でのJUMPの態度に言及。V6の長野博が話している時に『はぁっ?はあっ?』と聞き直した伊野尾慧に「我々の時代には絶対考えられない。口数が少ない森田も『いい加減にしろ。長野君が同じことを2回言わなきゃいけないじゃない』と怒った」と明かした。また、会の最後に「なかなかない機会だから、長野君に聞いておきたいことは」と岡田が聞いた時に「正直、ないっすね」とひと言を放った伊野尾。大先輩たちから「無礼すぎる」と言われても他人ごとのようにニコニコしている伊野尾は、『適当キャラ』を超えて大物感をかもしだしていた。

三宅は思い出したように他のJUMPメンバーにも物申した。岡田が、メンバーも聞いたことがないようなすごくいい話をしているのに、中島裕翔が『ああ、そうですか』とひたすらご飯を食べていたこと。岡田と一緒に番宣でテレビ出演した知念侑李が尊敬する先輩を大野と答えたこと、有岡大貴が一番親しい先輩は二宮と答えたことにも触れて「岡田の立場も考えてあげてよ」と不満気な顔をした。

そこで「ひとつだけ言わせてもらうと、健くんは俺のこと大好きだから」と話をしめた岡田。以前V6のなかでは自由キャラだった三宅の成長と、メンバーを愛するがゆえの怒り、V6の仲の良さが伝わり、クレームも微笑ましく感じられた。

(ライター:佐藤ジェニー)

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