9月30日の日テレ系「ナカイの窓 ゴールデンSP」にて元チェッカーズの鶴久政治さんが、SMAPのファンにまつわるエピソードを披露しました。

チェッカーズといえば、1980年から1992年にかけて活動したロックバンド。リードボーカルを藤井郁弥(現在の藤井フミヤ)さんがつとめ、『涙のリクエスト』などのヒット曲で知られています。

1992年の紅白歌合戦出演を最後に解散したチェッカーズにおいて、サイドボーカルやキーボードなどを担当していた鶴久さんは、この日のナカイの窓で中居正広くんに対し、紅白におけるある出来事を明かしたのです。

「(チェッカーズが)12月31日の紅白で歌って、もうそれで解散。その時のことを中居くんに伝えたいんだけども。チェッカーズのファンの人が、紅白で動いてるチェッカーズを見たいからって時。でも、チケットが当たってないわけ」

ラストステージとなる紅白の舞台を生で見たかったチェッカーズのファンは多かったはず。

「そしたら、X JAPANのファンの人が、『チェッカーズのファンの人にチケットを譲って下さい!』ってずっと言って(呼びかけた)。それで、ガッとチケットを持ってきてくれたのが、SMAPのファンの人だったの。で、チェッカーズのファンの人は『ありがとうございます!』って泣きながら会場に行くわけ」

なんと、SMAPのファンがチェッカーズのファンにチケットを譲るということがあったそうです。

その時のSMAPファンの台詞がこう。

「SMAPのファンの人は『私たちはこれからずっと応援できるから』って言ってくれたの。それで、紅白が終わって(チェッカーズのファンが)、チケットをくれたSMAPのファンの人を探すんだけど、見つからないから。終った後に、ファンレターいただいて。“SMAPのメンバーに会うことがあったら、このことを絶対に伝えてください”(って書いてあった)」

1992年の紅白はSMAPとしてはまだ2回目の出場。SMAPのファンも当然紅白のステージを見たかったはずですが、“チェッカーズにとっては最後だけれど、SMAPはこの先もずっと見れるから”という思いのもとに、この行動があったといいます。

事実、その後SMAPは現在までに通算で22回の紅白出場を飾り、日本中に紅白でのステージを届けてきました。

これに対し、中居くんは「メンバーが聞いたら、すっごく誇らしげになると思います」と自身らのファンの懐の深さに感慨深げな様子を見せています。

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