Kinki Kidsをはじめ、ジャニーズと楽曲を通じて縁が深いボーカリストの米倉利紀。伝説の音楽バラエティ番組「LOVELOVEあいしてる」(フジテレビ系)のLOVELOVEオールスターズのメンバーであり、Kinki Kidsからの依頼で『C album』に収録した楽曲「Natural Thang」を提供。また、米倉利紀の11枚目のシングル「愛してる愛してない」は、関ジャニ∞の渋谷すばる、KAT-TUNの中丸雄一もジャニーズJr.時代にカバーし、現在もジャニーズJr.に歌い継がれている。

現在メディアの露出は少ないものの、演劇やミュージカルで俳優としても活躍、ライブでのパワフルでセクシーな生歌は多くの実力派アーティストをも魅了している。その米倉のライブによく訪れているのがTOKIOの山口達也だ。男性と女性に分かれて一緒に歌うコーナーでは男性パートで大きな声で歌ったり、テレビと見るのと同じ気どらない親しみやすい姿は多くの人が目撃している。山口のソロ曲「faith」は、まだお互い面識がないころに山口から依頼されて作詞作曲した楽曲。米倉がデビュー15周年記念シングルでセルフカバーした際、「(山口は)本当に誠実で素敵な人。本当に信頼出来る大切な仲間になった」と語っている。

米倉は12月20日(日)、カバー曲のみで構成したライブシリーズの5回目“sTYle72 cafe volume. five -うたびとspecial”の最終公演を終えたばかり。12月13日(日)仙台CLUBJUNK BOXのライブでは、舞台セットのドアに飾られたクリスマスリースが横浜公演と仙台公演のみのスペシャルバージョンで、仙台市出身であるTOKIOの山口達也の妻の手づくりのプレゼントであることを明かした。黄色いバラ一輪が添えられたクリスマスリースはさりげないセンスと気品を感じさせるもの。家族ぐるみの付き合いであること、夫の友人に自らアレンジメントした手作りのプレゼントを贈る山口の妻の人となりがなんとなく想像できるエピソードだ。「黄色いバラ」には「友情」という花言葉もあり、そんな意味も込められていたのかもしれない。

今回の“sTYle72 cafe volume. five -うたびとspecial”は、80年代の邦楽が中心で、近藤真彦の『ハイティーン・ブギ』もカバーしたが、「意外性があった」「カッコイイ」とファンに大好評だった。

(ライター:佐藤ジェニー)

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