10月8日の日テレ系「チカラウタ」にゲスト出演したSexy Zoneの菊池風磨が、嵐・櫻井翔のラップを解説した。

物心ついたときから嵐に心酔していたという菊池はこの日、現在はプライベートでも交流のある櫻井翔のラップに着目して共演者らにその凄さを力説したのだ。

櫻井が嵐の楽曲で自身が歌うラップパートの作詞をも手掛けていることをふまえ、菊池は「翔くんのラップっていうのは、ワードセンスが素敵すぎる」と声を弾ませ、櫻井のラップ全史を解説したいところではあるが今回は厳選して2曲について解説するという。

『PIKA☆☆NCHI DOUBLE』


嵐の12thシングル『PIKA☆☆NCHI DOUBLE』のラップについては「時間表現なんですよ」と菊池。“動き続けた長針と短針は 振り返ってみると いやに短期間”というフレーズについて「これ、思いつきます?長針と短針を振り返ることあります?その時間表現なんですよ」と舌を巻いた。過去の時間の流れを時計の長針と短針に重ね合わせて表現しているというのだ。

他にも、“あかさたな 習った頃”というフレーズについて「普通、“小学校上がる前”とか、“ちっちゃい頃”とか表現しがちなところを、“あかさたな 習った頃”ですよ」と菊池。

菊池は「この曲は時間経過を楽しんでいただきたい。僕からすると小学校の頃を思い出して。大人の方からすると、小学生の頃を思い出してた今の僕ぐらいの頃を思い出してもらいたい」と続け、この曲の魅力をアピールした。

『Still...』


20thシングル『Happiness』のカップリング曲『Still…』はファンの人気投票でも上位にくる曲だという菊池だが、「翔くんが書いた歌詞は友情ソングなんじゃないか、と思ってるんです」と考察する。

菊池によると、この曲の元になった全編ラップの曲があるというのだが、それは櫻井が自身と櫻井のプライベートでの友人のことについて歌っているというのだ。

その友人は海外に行ってしまったため、別れる思いと激励の思いなどが歌詞ににじみ出ているのかもしれないとし、とある雑誌では櫻井がそのことを認めているらしい、と菊池。

ともすると、ただ韻を踏んでいるだけ、と思われるかもしれないラップだが、そこには櫻井による技巧的で情熱的な世界があると主張する菊池だったのである。

ググットニュース

記事提供元:ググットニュース

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