日本臨床薬理学会がフェイスブックで発表した抗議文では、「CRCは医療機関の中にあって、責任医師等の指示の下に臨床研究を支援する職種のこと」をいい、「ブラックペアンにおいて登場する治験コーディネーターとは、まったく非なるもの」と指摘。
ドラマと現実との相違点について、製薬企業と契約するCRCは存在しないこと、CRCはスーツを着てかっこよくこなせる業務ではなく担当医師を高級レストランで接待するCRCは100%いないこと、患者さんへの負担軽減費300万円はあり得ず実際は7000円〜8000円であることなどを挙げ、「ドラマの演出上という言葉で片付けられないと私たちは考えます。日々、患者さんに相対しているCRC達が、医師達に高額の接待を行い、人によっては高額の負担軽減費を支払っていると誤解されることはCRCを認定している学会として残念でなりません」と抗議しています。
日本臨床薬理学会、TBS「ブラックペアン」に抗議 https://t.co/NsMX8X18ai #ブラックペアン #二宮和也 #tbs #日本臨床薬理学会
— 日刊スポーツ (@nikkansports) 2018年5月3日
ネットの反応
ブラックペアンというドラマでCRC、臨床研究コーディネーターが登場してたらしいのだけど、野球選手が出ると聞いてドラマを観たらパティシエだったばりに誤解を与えるものだったらしく、学会が抗議文をTBSに提出することになった模様https://t.co/yZrJ27GWxK
— タビトラ (@tabitora1013) 2018年5月3日
ドラマだからで済まされないレベルだって
CRCの業務をよく知ってる訳じゃないけど、認知度の高くない業種を、現状と乖離しているばかりか貶めるような描写は避けてほしいよね。
— ヒカル@エアロゴリラ(旧ポポスくん) (@Dolphin0408) 2018年5月3日
ブラックペアンのCRC描写、原作にはないそう。とするとTBSの制作側の問題。多額な治験謝礼は、臨床試験倫理的(治験は営利目的ではない)にも大きな問題がある。HPに、ドラマの演出上登場人物の行動は治験コーディネーターの本来の業務とは異なるものも含まれています、とあるが、これで済ましてよい?
— 勝俣範之 (@Katsumata_Nori) 2018年5月1日
私はCRCなのですが今日職場でも『治験に参加している患者さんやご家族が見たらどう思うか?』が話題になっていました。ただでさえセンシティブで複雑な治験の世界が誤解されてしまうのは本当に耐え難いです。臨床薬理学会とかから抗議していただきたい....
— kokemomo (@kokemomoflame) 2018年5月1日
治験コーディネーターって毎晩先生と会食して、頼まれたことを調べるのが仕事じゃないよ。むしろあんなこと一度もしたことない。先生と飲みにすら行かないし、白衣着て院内走り回ってるのが実情。あんなに綺麗なスーツ着て和やかに院内歩いたことなかったなー。そんなコーディネーター1人もいないわ!
— Yuka Saito (@yuka_saito09) 2018年4月23日
ブラックペアンの治験コーディネーター(CRC)描写が酷すぎますが、決してこんな仕事ではないことをはっきり言っておきます。「フィクションなんだから」とたしなめられることもありますが、実際の業務との乖離が酷すぎます。
— 長谷山 貴博 (@haseyama616) 2018年4月30日
フィクションで悪役多い官庁達が抗議しても「フィクションですよ?」と笑われるだけなのにねぇ。
— さいぞ (@saizo27) 2018年5月3日
これから小説化ドラマ化映画化する関連の業界には話つけてからって事かね。準備が大変だ
逆に高額報酬をふっかける医者や弁護士のドラマが業界団体から抗議されないのは、現実との乖離がないからってことでいいのかい?
— なぐ【公式】 (@endlesswaltz79) 2018年5月3日
フィクションだからでしょ?
いつも思うけど、ドラマにリアル求めすぎぢゃない?
https://t.co/jXChlV26Vc#ブラックペアン
訴えた学会もドラマの作り手も、もっと視聴者の良識を信じてほしいと思います。みな、現実と違うとわかった上で「フィクションはフィクションとして楽しんでいる」と思いますけどね。あまり重箱の隅をつつくような事を言うと、物語の世界が息苦しくなると思います。作り手の端くれとしての意見ですが。
— 福造 (@eigatokidoki) 2018年5月3日
いやいやフィクションじゃん?
— kaaako (@kaakaa85) 2018年5月3日
しかもあの演出は普通に見て現実じゃない過剰演出ってわかりやすい感じにしてると思うんだけど・・・あれをリアルに思うの?
そんなん言ってたら、あのドラマもあの映画もってなる作品いくらでもあるでしょ。
ドキュメンタリーじゃないんだし( ´△`)
例えば大門ちゃんとかも医師としてはあり得ないし、朝田だってあんな半裸で手技練習する医師いないよって思うし、ドラマだからフィクションでデフォルメされるのは当たり前なんだけど、あまり知られてなくて協力者が必要になるポジションの場合は現実との差異がわかりにくいからやるべきじゃないよね。
— さくら。 (@rubycherry936) 2018年5月3日
こういうの、すぐ「フィクションを現実とごっちゃにするほうが愚か」的なことを言う人が登場するんだけど、現場で頑張っている人たちを守るために、所属団体がきちんと「現実はそうじゃない」と声を上げるのはとても大切なこと。そして意外とドラマが植え付けるイメージは強い。>RT
— 椹野道流🍣 (@MichiruF) 2018年5月3日
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コメント
コメント一覧 (3)
認知度の低い職種だと、ドラマの内容で
「そういうもの」だと思ってしまうから
あまりにかけ離れているものは良くないよね。
治験コーディネーターは特に、治験者さんも関わっているしね。誤解させるのは良くないよ。ファンタジードラマじゃないんだし。
てか、製作陣、とくに脚本家さんはよく調べていないのか、構わないと思っているのかな。せっかくニノは良い演技してるのに。